リムジンガンのご案内

ico_new.gif北朝鮮―またも始まった市場の「抑制」 リムジンガン
「民衆はだんだん嫌になっています」3
いまや大企業なみのジャンマダン
チョン:ジャンマダンでは国家の儲けも多いはずなんだが。例えば、私が市場で靴の商売をやるとすると、幅五〇センチぐらいの売り場を設けてくれる…

ico_new.gif北朝鮮―自転車ばかりを狙う軍人強盗団 [事件・事故] リムジンガン
二〇〇六年一一月末、清津(チョンジン)市で自転車ばかりを専門的に強奪する強盗団があちこちで暗躍したため、保安員(警察官)が捜査に入った…

ico_new.gif北朝鮮―またも始まった市場の「抑制」 リムジンガン
「民衆はだんだん嫌になっています」2
「おばけのやりかた」
シム:市場ぐらいは大目に見て好きに商売させてくれればいいのに。そうすれば人々の苦痛も軽くなるだろうに…

ico_new.gif北朝鮮―女児強姦犯逮捕 [事件・事故] リムジンガン
二〇〇六年夏、清津市で二四歳の男による九歳の女の子への強姦事件が発生した。女の子はその日も友達と、近所にある廃屋の周りでかくれんぼをして遊んでいた。 夕方、このあたりでは見かけない男が…

ico_new.gif北朝鮮―「私は政治犯収容所に10年いた」 リムジンガン
北倉(プクチャン)18号管理所出所者の証言 9
「隊内民」たち
さて、わが家のあの冷凍機はどこに売られたのか? ジャンマダン(市場)は「管理所」の中にはない。店といえば…

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吉田敏浩 ルポルタージュ『爆音のない静かな空を!』厚木基地周辺住民、半世紀の訴え <第19回 >

爆音のない静かな空を!
〜厚木基地周辺住民、半世紀の訴え〜  第19回  【吉田敏浩】

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【住宅街の上を飛ぶ自衛隊P3C対潜哨戒機.JPG 】

様々な住民の声   

静かな空への望みは、厚木爆同の会員に限らず、基地周辺住民の間に広くある。

例えば、大和市(人口約22万)では1984年以来4回、市内の自治会が中心となり市民による「航空機騒音の解消」や「NLP の硫黄島全面移転」の要望署名活動がおこなわれ、毎回10万人弱から12万人強の署名が集まった。

同様の署名活動は綾瀬市(人口約8万)でも1987年以来2回おこなわれ、それぞれ5万人強と6万人弱の署名が集まった。

私は爆音が激しい大和市上草柳〔かみそうやぎ〕地区を中心に半日かけて歩き回り、散歩中や買い物帰りの人たち、玄関前や庭にいた人たちなどにアトランダムに話しかけ、住民の意見を聞いてみた。

40人に話しかけて、27人(男性17人、女性10人)が応えてくれた。

年齢は30代から70代まで。大半が60、70代の高年層だった。そのうち厚木爆同の会員が3 人いた。響きわたる爆音で、会話はしばしば中断された。

「長く住んでると、もうどうも思わないね」という老人を除いて、みんな「爆音はうるさい。静かになってほしい」と口をそろえた。

「テレビや電話が聞こえない。会話が中断する」
「頭痛や耳鳴りがする。いらいらする」

「一時はノイローゼみたいになって体調も崩した。でも、家も建てたし、子どもも転校させたくないから、我慢するしかなかった」など、悩みを訴える人が多い。

「うるさいが、慣れてしまった面もある」との発言も多かった。

「基地はなくなった方がいい」「できればない方がいい」という人がほとんどだ。しかし、その多くが次のように述べた。

「国のやっていることだから、どうせなくならない」
「米国は基地を手放さない」
「冷戦も終わり、米軍基地の必要性はもうないと思うが、日米安保がある以上、なくならないだろう」
「基地は必要悪というか、やはり日米安保は必要なので仕方ない」

「基地は必要だという政府の言い分は理解できる。周辺住民へのしわ寄せは確かにあることはあるが」
長年変わらない現実の前に一種のあきらめを感じているようだ。

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【大和駅周辺の街路を行く人たち。向こうに米軍の戦闘攻撃機が飛んでいる】

話してくれた人たちのうち、騒音公害訴訟の原告になった人はひとりだけだった。その他の人たちの大半が、
「住民運動や裁判は時間も手間もお金もかかるので加わる気はない」
「裁判をしても国が相手だから駄目だろう」
「もうあきらめている」
など、基地と爆音の既成事実の壁を反映するような言葉を口にした。

しかし同時に、
「日米安保は必要だと思うが、裁判を起こす人の気持ちは理解できる」
「爆音は違法の判決の影響は大きく、政府に硫黄島のNLP 代替訓練施設を作らせる圧力にもなった」
など、騒音公害訴訟に肯定的な発言も相次いだ。

艦載機がイラク戦争で空爆をしてきたことは、半数以上の人が知っていた。
しかし、
「遠い国のできごとで、身近な問題として感じられない」
「あれが米国のやり方だから」
「国レベルの問題だから何とも言えない」など、関心は薄い。

ひとりだけ、厚木爆同の会員や騒音公害訴訟の原告ではないが、70代の男性が、「在日米軍基地を認めて、その維持費に国費を使っているのは、いわば米国の戦争の後押しだから、日本は間接的に加害者の側に立っている。

ベトナム戦争の頃もそうだった。

基地は戦争の道具なので必要とは思わない」と批判的意見を述べた。

(文中敬称略)
                         〜つづく〜