8時間停電、ガソリン不足にいつまで我慢する?
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某有力週刊誌のデスクを務める友人と、マオイストに関しては独自の分析記事を書く能力をもつ数少ないジャーナリストの友人をまじえた3人で、数時間にわたって、今のマオイストに関する話をした。
この手の人たちとのおしゃべりがいかに面白いか、つくづく感じた数時間だった。
それぞれ、取材を通じて、マオイストの複数の幹部に日常的に会っているのだが、同じリーダーでも取材相手が違うと、ずいぶん異なるコメントをするのだなということにも気づいた。
4月選挙の実施が困難であることは、皆が共通して実感していることだが、では、選挙ができなかったら、どうなるのか。
実ははっきりとしたシナリオが全く見えてこない。
ネパール軍がクーデターをする、ギャネンドラ国王が何らかの動きに出る。などなど、いろいろな憶測が流れているが、私にはどれも納得がいかないところがある。
すでに軍内部では士官の半数近くは共和制を支持しているという情報もあるが、では、軍には何ができるのか。
今さら国王に何ができるのか。何か動きに出たとして、どれだけの期間それを維持できるのか。
さまざまな疑問が湧いてくる。
選挙がなかった場合、コイララ首相を辞任させ、マオイスト・UMLの「共産系政権」が発足する。
あるいは、軍のバックアップを受けてスジャータが率いる政権ができるなど、いろいろなシナリオがささやかれているが、どうも、今ひとつ現実味がない。
政治の周辺のニュースを見ると、ネパールはすでに経済的に崩壊してしまっているのではないかと思う。
停電の時間は今日から週46時間、1日8時間に延長された。クレカニの発電装置の修理をすることが理由だそうだ。
ディーゼルや灯油は備蓄不足で、ガソリン・スタンドは閉鎖され、交通業界は明後日からカトマンズ盆地で交通ストを開始すると宣言した。
今朝、キルティプルに行く際にバスを使おうとしたが、走っている台数が少ないせいだろう。
どのバスも席が開いておらず、あきらめてタクシーを使った。
帰りのバスも満員だった。今のところ、庶民は我慢をしているが、いつまでもつか疑問である。
ちょっとした火種で、暴動が起こってもおかしくない状況に、実はあることを、この愚かな政府は全くきづいていないのだろうか。




