マオイストが古い“同志”と合併
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制憲議会選挙をにらんで、左翼系政党のあいだで合併を含めた基盤強化の試みが進んでいる。
まだメディアには出てきていないが、マオイストが人民戦争を開始する前に分裂したネパール共産党エカタケンドラ・マサルが、まもなくマオイストとの再合併を宣言するようだ。
エカタケンドラ・マサルは、2005年秋にニューデリーで7政党とマオイストのトップ・リーダーが「12ポイント合意」に達して以来、ずっと、両者のあいだの仲介者として活躍してきたプラカシュが率いる政党である。
この政党は、今も“地下政党”として活動しているが、今の7党に含まれる人民戦線ネパールは、エカタケンドラ・マサルのいわば“表の政党”である。
エカタケンドラ・マサルがマオイストとの合併を決めたということは、つまり、人民戦線ネパールもマオイストと合併をするということだ。
最新の情報によると、昨日朝、プラチャンダとプラカシュらのあいだで開かれた会合で、すでに新政党の名称や、指導層のランク付けまで決められたそうである。
東ネパールに古い基盤を持つエカタケンドラ・マサルとの再合併が、マオイストの選挙にどれだけ有利となるかは、しばらく様子を見守る必要があるが、これは統一共産党(UML)との協力についても影響を及ぼしそうだ。
現在、UMLは中央委員会を開催中だが、マオイストと選挙協力をすることに関しては、「すべき」というネパール総書記派と、「すべきでない」とするK.P.オリ派に意見が分かれているという。
中央委員会内部では、今のところ、後者のほうが優勢であるとも聞いた。
マオイストは積極的に協力を働きかけているが、マオイストにさまざまな恨みがあるUML党員のなかには、オリのように、NC以上に強い「反マオイスト」がいることも事実だ。
UMLは「単独でも第一政党になる」と意気がってはいるが、とくにタライなどでは、マオイストとの協力なしには、既存議員の多く(ラウタハトが選挙区のネパール総書記を含めて)が敗退する可能性がある。
今回の選挙は特にタライでは、単独で闘うことはかなり不利となる。
一方、ネパール会議派にとっても、こうした左翼連合体制は脅威となるはずだ。
あるいは、マハンタ・タクールのタライ・マデイ民主党や“フォーラムとNCが協力という可能性もある。UMLがどういう決断を下すか興味深いところである。




