春の日に、長い長い車の列
![]() |
今日はバサンタ・パンチャミ。春が始まる日である。今日は、いつにも増して、道路を走っている車が少なかった。
政府は昨日から、ディーゼルなどの石油製品の供給を増やすと言っていたのだが、タンカーがチャッカジャム(道路封鎖)にあって、到着が遅れているのだそうである。
先ほど、午後8時すぎに帰宅するときに、プルチョークにある公営ガソリン・スタンドの前を通ったら、車とバイクの列がさらに長くなって、道路の両脇に1キロ以上にわたった続いていた。
おそらく、徹夜で並ぶのだろう。ご苦労様なことである。日中外出したときには、走っているマイクロバスもかなり少なく、ほとんどが満員だった。
どうせ、タクシーもぼられるだろうと思って、最初からあきらめて歩いてしまった。
しかし、余程急いででもいなければ、車の数が少なくて、歩くには丁度いい。
不便なことは確かだが、普段もこのくらい車の数が減ってくれればと思ってしまう。
制憲議会選挙の立候補者名簿届出の日が近づいている。
比例代表は2月20日、小選挙区のほうは25日が締め切りである。
統一共産党はすでに選挙綱領を決めたが、マオイストは13日の“記念日”に、クラマンツで集会を開いて選挙綱領を公表すると聞いた。
一方、最大政党のネパール会議派は何をやっているのか、立候補者選びも選挙綱領の作成も進んでいるような様子がない。
ここにきて、デウバ前首相が「この治安状況では、選挙は不可」などと言い出す始末である。
デウバは以前からネパール軍の動員を主張していたが、軍は昨日から全将軍を本部に集めて、「選挙への軍動員が決まったら、どうするか」についての話し合いをしたそうである。
政府側からすでに、「軍動員」のサインを受けての会合だという噂もある。しかし、ネパール軍を動員することは、和平合意に反する行為である。
パウデル平和大臣やプラチャンダ党首は「現治安状況であれば、軍動員は必要なし」とはっきりコメントしている。
2月19日の「民主の日」にギャネンドラ国王が何かを宣言するというもっぱらの噂である。
先日の日本メディアへの国王のコメントも、国王の意図に関する疑念を深める結果にしかならなかった。
日本メディアの記事のなかに「49%の国民が王制を支持している」というサーベイについてのコメントがあったが、王制を支持すること、イコール、現国王を支持することではない。その辺をこの国王はどれだけ理解しているのだろうか。
もっとも、よくありがちな、「この国王はだめだが、王制は必要」とする論理を私は受け入れるつもりはない。
王制とは国王のこと。
もともと、切り離して考えることのできないものである。「制度だけは良し」とする考え方は非現実的である。




