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【報告集会】2009/8/8(土)  吉田敏浩  「拡大する民間人の戦地派遣」

陸上自衛隊イラク復興業務支援隊と或る企業が結んだ、車両搭載対策器材本体の据付・調整の契約書。企業名と履行場所の一部が黒塗り不開示にされている。

緊急報告集会「拡大する民間人の戦地派遣」

2009年8月8日(土) 13時30分~16時30分

全水道会館4Fホール(東京都文京区JR水道橋駅2分)

報告者:吉田敏浩(ジャーナリスト)
腹話術「ゴローちゃんの戦地出張」:しろたにまもる

開場・資料代1000円

主催:重工産業労働組合、造船重機連絡会
問合せ:042-451-0472(重工産業労働組合)

自衛隊のインド洋・イラク派遣に伴い、自衛隊の装備の修理や整備などに、民間企業の技術者が100人近く派遣されてきた。

イラク関連の技術者派遣では、防衛省・自衛隊による一種の「情報隠蔽」ではないかと見られる事実も明らかになった。

情報公開文書によって、回数や人数が防衛省公表の2倍もあり、クウェートの空軍基地や米軍基地で作業が実施されたことが判明したのである。

それとは別に、自衛隊の物資輸送にかかわる企業の社員もクウェートに多数派遣されていた。

日本の民間人が米国への戦争協力態勢にいかに深く組み込まれていたかがわかる。
事実上の民間人動員システムが築かれ、海外派兵をする国に変わりつつある日本の危うい現実を報告する。