ヤンゴン市内を警備するミャンマー国軍兵士(ASIAPRESS/FILE)

ヤンゴン市内を警備するミャンマー国軍兵士(ASIAPRESS/FILE)

香港の亜州時報(電子版)は1日、ミャンマー(ビルマ)中部にある国軍兵器工場で北朝鮮の支援を受けスカッド型ミサイル生産の計画が極秘に進められていると報じた。
記事は、ミャンマー報道に長年携わってきたジャーナリストのバーティル・リントナー氏によるもので、独自に入手した情報を基にしている。

指摘された兵器工場は、中部マグエ管区ミンフラ郡近くにある国防省防衛装備生産局下の第10防衛装備工場。昨年末ウィキリークスが公開した2004年8月27日付「ミサイル組立と地下施設建設への北朝鮮人関与疑惑」と題する、在ヤンゴン米国大使館発の機密外交公電で指摘されたのと同じ施設だとしている。

同公電では、「約300人の北朝鮮人が地対空ミサイルの組み立てと地下施設の建設に従事している」という情報があることが記されていた。
記事は、同工場で働いていた人物の証言として「地対空、地対地、空対空ミサイルを製造するための工場」であると指摘。また、同工場で働く北朝鮮人は、中国国境から防衛装備生産局の案内で陸路入国し、同工場に来たという。

全国に22カ所あるとみられる防衛装備工場は、防衛装備生産局長が統括している。前局長は、先月議員を辞職して連邦選挙委員会委員長になったティンエー元中将。
【赤津陽治】