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2008年から09年にかけてのイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃では 1400人という多くの犠牲を出した。ジャーナリスト・古居みずえは、攻撃直後に現地に入り、300人以上の子どもたちが犠牲になっていたことに大きな ショックを受けた。古居みずえのカメラは、家族を失いながらも、懸命に生きる子どもたちの生活を見つめ、かれらの心の傷と変化を写し出した。

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前作「ガーダ」続き、「ぼくたちは見た~ガザ・サムニ家の子どもたち」を公開した古居みずえにパレスチナと向き合うことの意味、映画を通して伝えたかったことなどについて聞いた。
(アジアプレス・ネットワーク編集部)

2011825_asiapress_hurui001A古居さんとパレスチナとの出会いは?
古居:
パレスチナとはたまたま出会っただけなんです。私が30代後半のときにリューマチという病気になりました。そのときに人生とは何なのだろう、と考えることがあったんですね。治らない病気だと思っていたのが治り、ものすごく嬉しくて、そのとき人生をやり直せると思ったんです。 そのときはまだパレスチナの取材を始めてはいませんでしたが、ともかくカメラをやりたいと思っていました。何かを表現したかったんですね、カメラを習い始めて、それが段々好きになっていって…。 写真展を訪ねたのがきっかけでパレスチナを知ることになりました。それがパレスチナの子どもたちの写真展だったんです。

子どもたちがすごく苦しい状況の中でも生きている、そういう写真にすごく共感を覚えて、ともかく私もそういう写真を撮りたい、行ってみたい、という気持ちになったのが最初でした。
そうこうするうちに現地で抵抗運動が始まって、すぐ行きたいと思いました。病気したことが、現場へ向かうことにつながったのだと思いますが、全然知らない土地にひとりで行くことになったんですね。
次のページ:なぜパレスチナだったのでしょうか?...

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