NYチャンネルを通じUEP中断、人道問題で歩み寄りか
(デイリーNK 金素烈記者)
3次米朝対話が今月内に開かれる可能性が提起された。韓国政府当局者は13日、「北朝鮮が非核化の事前措置の中核となるウラン濃縮プログラム(UEP)を中断し、国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れるなら、米国が見返りに栄養物資の支援を行うことで原則的に合意したと聞いている」と述べた。

訪日を終えたデービス代表は北京を訪問し、北朝鮮のリ・グン外務省北米局長も同日に高麗航空便で北京に到着した。リ局長の訪中は、食糧支援問題を協議するためにキング対北人権大使と会う為だと考えられている。
当初、6カ国協議再開に向けた3次米朝高位級対話の年内開催は難しいと予想されていたが、年内開催の可能性が高まっている。ニューヨークチャンネルを通じた水面下の接触の結果、米朝が歩み寄りを行ったと思われる。

デービス代表は日本で記者団に「6カ国協議再開のために北朝鮮が適切な対策を取る準備ができているかどうかを試す機会が、比較的に早く訪れる可能性がある」と述べ、早期の対話再会の可能性を示唆した。
これと関連し、ヌーランド米国務省報道官も同日、北が決定をするべきだと述べ、米朝高位級対話の開催の可能性を完全に排除できないと明らかにした。

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