◇「私たちは尻尾のない牛」と運び屋業に精出す庶民

北朝鮮でリヤカーは、庶民の運搬道具として重宝されている。一度に多くの水や焚きものを運べるため、家庭生活においてはもちろんのこと、他人の荷物 を運び運賃を稼ぐ生計の手段としても活用される。北朝鮮内部で秘密裏に撮影された写真を元に、庶民の生活事情に迫るシリーズ。今回はリュック、自転車と並 び、北朝鮮で商売する際に欠かせないリヤカーを紹介する。(ペク・チャンリョン)

【写真1】 巨大な布袋をいっぱいに積んだリヤカーを引く女性。2013年10月両江道恵山(ヘサン)市恵山駅前で 撮影 アジアプレス

【写真1】 巨大な布袋をいっぱいに積んだリヤカーを引く女性。2013年10月両江道恵山(ヘサン)市恵山駅前で 撮影 アジアプレス

 

写真1の女性のような「運び屋」が好んで使うリヤカーには、2トントラックなどに使われるサイズの頑丈なゴムタイヤが装着されている。リヤカーは用途に よって様々なバリエーションがある。自転車のタイヤを利用したものや、道端で屋台として使われる木製の小さなものもある。ほとんどのリヤカーは手作りだ。

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<写真シリーズ> 北朝鮮の暮らし 一覧