(参考写真)2013年12月12日国家安全保衛部特別軍事裁判で死刑判決を受けた張成沢氏(労働新聞より)

(参考写真)2013年12月12日国家安全保衛部特別軍事裁判で死刑判決を受けた張成沢氏(労働新聞より)

「夫の処刑で面目なく雲隠れ」「金一族終わりの始まり」と揶揄の声も
(本紙特約=「デイリーNK」カン・ミジン記者)

北朝鮮メディアに6か月にわたって登場していない金慶喜労働党書記。粛正された張成沢氏の夫であり、金正恩氏の叔母である彼女と関連し、「健康異常 説」「死亡」など様々な憶測が出ているが、最近では北朝鮮住民の間で「金慶喜は夫を殺した女」という風聞が広まっているという。

北朝鮮両江道の消息筋は19日、デイリーNKとの通話で
「住民の間では『金慶喜がまったく身動きができない境遇にある。2.16(金正日の誕生日)もそうだし、最高人民会議代議員の選挙にも姿を現さなかった。何かが起こっているに違いない』と噂されている」
と伝えてきた。

張成沢処刑後、姿を見せていない金慶喜が「心臓発作」を起こし治療を受けているとの噂もあるという。夫が処刑された手前、政治舞台に登場する面子がなく自ら雲隠れしたのだという話も出ている。

消息筋が続ける。
「『夫を殺した女がうまくやっていけるはずがない』と皮肉る男性もいる。一部では『張成沢を殺せという(金正恩の)命令に従うしかなかったのではないか』と同情的に話す人もいる。

また若い大学生の間では『気が強い女であるため子供もおらず兄(金正日)と夫(張成沢)を先に送った』と話す者もいる。張成沢の処刑により彼女の評判は奈落に落ちたといっても過言ではない。張成沢の処刑は金氏一族が崩壊する前触れだと思う」
と話した。
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