(参考写真)2013年12月12日国家安全保衛部特別軍事裁判で死刑判決を受けた張成沢氏(労働新聞より)

(参考写真)2013年12月12日国家安全保衛部特別軍事裁判で死刑判決を受けた張成沢氏(労働新聞より)

昨年末の張成沢氏粛清の後、累のあった多くの幹部や関連部署の人員が処刑されたり、追放されたりという連座粛清が今年春頃まで続いていたが、その後は粛清に関連した消息は聞こえてこなかった。北朝鮮の権力中枢で新たな大規模粛清の動きが始まった可能性がある。

北朝鮮では、金正恩氏の絶対独裁システム作りが昨年から本格化、「党の唯一領導体系確立の十大原則」という北朝鮮の最高規範が、金正恩氏に合わせて 39年ぶりに改訂された。全社会に金正恩氏の指導に忠誠を尽くすことが無条件に求められており、このたびの党幹部集団銃殺の情報が正しいなら、「言うこと を聞かない者は容赦しない」という恐怖統治が党中枢で実行されているものと言える。

とすると、金正恩氏の権威を傷つけないこと、指示を忠実に執行することが最優先される。拉致問題を巡る日朝協議においても、原則的、保守的で融通性のない
姿勢に立ち返るかもしれない。

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