平壌市の恩情(ウンジョン)区域との境界に位置する平城市駅前(ヨクジェン)洞にできたバスターミナル。(2013年9月 リ・フン撮影)】

平壌市の恩情(ウンジョン)区域との境界に位置する平城市駅前(ヨクジェン)洞にできたバスターミナル。(2013年9月 リ・フン撮影)】

<北朝鮮交通機関の革命的変化> 記事一覧

◆急速に整備が進む「稼ぎバス」交通網

現在の北朝鮮において市場経済が急速に発達・拡大していることは、本誌で繰り返し述べてきたとおりだ。食糧から日用雑貨、電化製品、工業材料、セメント、肥料から油まで、ありとあらゆる品物が商売人の手で全国津々浦々に運ばれるようになった。

つまりそれは、人とモノの移動の需要もどんどん膨張してきたことを意味するのだが、立ち遅れた既存の国営交通網が、そうした需要にまったく応えられていないのは言うまでもない。

それに替わり、北朝鮮の交通において主役の座を占めつつあるのが、国の主導によらず自然発生的に生まれたバス交通網だ。

企業所や個人によって運営されているこうしたバス輸送は、現地では「稼ぎ(ポリ)バス」、あるいは「サービ車(チャ)」「サービバス」(由来はservice-carと言われる)などと呼ばれている。

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