北朝鮮の子供たちは、皆忙しい。勉強以外に、日々いろいろ働かなくてはならないからだ。

気合を入れて水満杯のバケツ二つつるした天秤棒を持ち上げた少女。2008年10月、黄海南道で撮影シム・ウィチョン(アジアプレス)

気合を入れて水満杯のバケツ二つつるした天秤棒を持ち上げた少女。2008年10月、黄海南道で撮影シム・ウィチョン(アジアプレス)

 

その理由1 この20数年来、電気・水道の麻痺が続いて親の家事負担が増大し、子供も手伝わざるをえなくなった。例えば水汲み。電力難と設備の老朽化のため、多くの都市、農村で水道が出なくなっている。アパートの住民でも、井戸水や湧き水を汲みにいかなければならない。

また、煮炊き用の石炭の配給が無くなり、市場で買うか、山に行って焚き物を集めてこなければならなくなった。外できつい仕事している少女の姿は珍しくない。

急いでいるのか、少女は背負子を負うて駆けて行った。2008年10月、黄海南道で撮影シム・ウィチョン(アジアプレス)

急いでいるのか、少女は背負子を負うて駆けて行った。2008年10月、黄海南道で撮影シム・ウィチョン(アジアプレス)

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越えてくる者、迎えいれる者 ― 脱北作家・韓国作家共同小説集

越えてくる者、迎えいれる者 ― 脱北作家・韓国作家共同小説集

韓国入りした北朝鮮人作家6人と、韓国の作家7人による共同小説集。
脱北作家たちの作品からは、窺い知ることが難しい北朝鮮民衆の暮らしぶりを知ることが出来ます。

訳者: 和田とも美

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