(参考写真)電力難で水道が止まり、少女も水汲みに精を出す。水満杯のバケツを吊るした天秤棒を持ち上げる。2008年10月、黄海南道で撮影シム・ウィチョン(アジアプレス)

北朝鮮の地方都市で、一般住民への電気供給が極端に悪化していることが分かった。中には、まったく電気が来ない「絶電」状態の地域もあるようだ。(カン・ジウォン/石丸次郎)

「まったく電気が来ない日がずっと続いている。三日前に10分程チカッとしただけだ」
4月中旬、北部の咸鏡北道会寧(フェリヨン)市の取材協力者はこう伝えてきた。

両江道に住む複数の取材協力者も
「昨年12月初めは1日に30分~2時間くらいあった電気供給が、最近はほとんどなくなった」
「2月14日に30分程来て、数日前に10分程度に来ただけ」
だと伝えてきた。

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