(参考写真)恵山市内の女子中学生。真紅のコートは中国ファッションの影響だろう。2013年10 月に撮影アジアプレス

◆若者に外国「不純文化」拡散で当局に衝撃

北部の両江道恵山(ヘサン)市で2月4日、高等中学校5、6年生と大学生を中心に2000人を動員した「群衆暴露集会」が開かれた。複数の取材協力者が伝えてきた。(カン・ジウォン)
【関連写真を見る】高校生の性不良事件があった両江道恵山市内部の様子(10枚)

その一報を聞いた時、筆者は「2000人動員」という規模をにわかに信じることができなかった。他の取材協力者にあらためて確認を依頼したところ、複数の集会参加者の証言が得られ、間違いではないことが分かった。

前代未聞の大規模の批判集会は、恵山市ですぐ噂になっている。以下は、集会に参加させられた女性と大学生に直接会って聞いた内容である。

「2月4日の午前10時、鴨緑江に近い芸術劇場前の広場で、その『群衆暴露集会』は始まった。市内の高級中学生と、鉱業大学、教員大学、農林大学などの大学生が100%参加させられたということだった。
※北朝鮮の中学は6年制、日本の高校に該当。

他に女性同盟、職業同盟、行政機関、企業所などからも動員され、参加者は全部で2000人だとアナウンスしていた。集会の内容は、学生の中で最近増えている性不良行為と不純録画物の流布と視聴を糾弾するものだった。

舞台の上に引きずり出されたのは17名。不純録画物を見たり売買した者たちで、学生も1人含まれていた。糾弾された罪の説明は、『女性1人に対して男2人で不純行為をした、集団的に大勢が同じ空間で不純行為をした』という具体的な内容があった」

この異例で大規模な批判集会のきっかけになったのは、本報が2月12日に報じた、1月の高級中学生6人による性不良行為摘発事件であった。恵山市内の城後(ソンフ)中学と渭淵(ウィヨン)中学の6年生(高校3年生に該当)が、中国製のアダルトビデオを見ながら性不良行為をしたとして摘発された。

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