指名強行か辞退か。チョ・グク氏問題で韓国政局は大揺れ。2018年3月韓国大統領府発表写真

 

今、韓国社会で最も注目を集めているのは、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミヤ)の破棄を決定したことよりも、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の最側近で、次期法務部長官(法相)候補に指名されたチョ・グク氏のスキャンダルである。
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ソウル大学法学部教授だったチョ・グク氏は、文在寅政権が発足すると青瓦台(大統領府)に入って民情主席秘書官という要職に就いた。文大統領の内閣改造計画に伴って青瓦台を離れ、法相候補に指名されることになった。その適格性を審査する国会での人事聴聞会が8月末にも予定されている。

その聴聞会を前に、様々な疑惑が数々持ち上がった。民間投資会社への巨額投資、親族を通じた不動産の偽装売買疑惑などだが、今、最も注目を集め、若年層を中心に怒りを買っているのが、娘が大学に不正入学したのではないかという疑いだ。

チョ・グク氏は、「不法行為はない。不正入学疑惑はフェイクニュース。人事聴聞会で説明する」としていたが、世論の急悪化を受けて、8月23日、投資等で得た財産と親族が運営する学校法人を公益財団や国庫に入れるなどして社会に還元すると立場表明したが、娘の不正入学疑惑については言及がなかった。
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