日本の排他的経済水域付近に現れた大型の北朝鮮漁船 撮影石川県漁協小木支所

◆すべての船が欠陥と判定 老朽化ひどく

昨年、海外の港で安全検査を受けた北朝鮮船舶のすべてに欠陥が見つかった。

米国営メディアの「米国の声」(VOA)が、アジア太平洋地域の港湾国統制委員会(東京MOU)の資料を精査して報道したところによると、2019年に寄港地で安全検査を受けた北朝鮮船舶51隻すべてが、「欠陥あり」の判定を受けていた。北朝鮮船舶の「欠陥率100%」は、2016年から4年連続だった。以下は、VOAが18日に報じた記事の概要である。

◆欠陥深刻で運行禁止させられる船も

昨年7月18日に中国大連で検査を受けた北朝鮮のコンテナ船「ドンミョン9」号は、火災や航海安全など34の項目で安全検査に合格できず、最も欠陥が多い船舶に挙げられた。また大連とロシアのナホトカ港で検査を受けた「チョンダン」号と「チャソン2」号は、それぞれ24件と16件の欠陥が発見された。

北朝鮮船舶は、再実施された検査でも欠陥が指摘されており、大多数の船が欠陥を抱えたまま運航を続けていると見られる。検査対象の51隻のうち6隻が、深刻な欠陥が発見されて問題が解決されるまで運航が禁じられる「停船措置」を受けた。
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