習近平主席を出迎え平壌市内をパレードする金正恩氏。2019年6月、労働新聞より引用

韓国の中央日報は6月21日、中国が北朝鮮にコメ60万トンとトウモロコシ20万トンを支援したと、中国の消息筋の話として報じた。

食糧支援は、習近平主席が昨年6月20日に北朝鮮を国賓訪問して1周年になるのに合わせて実施されたもので、すでに平壌近郊の南浦(ナムポ)港に着いたと、中央日報は伝えている。

報道が事実なら、コロナウイルス対策で国境封鎖したために経済状況が悪化している北朝鮮にとっては大きな助けになる。

朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は20日付の論説で、習主席訪朝1周年に合わせた論説を掲載、「今日、朝中両党、両国は敵対勢力の強権とヒステリックな策動を粉砕して社会主義を守り、強固にし、発展させるための道で心と力を合わせている」と記していた。

一方、「米国の声放送」(VOA)は18日、中国などの船舶10余隻が、前週から南浦港に向かっていると、衛星写真を分析して伝えていた。VOAは密輸の可能性に言及しているが、積み荷については触れていない。

韓国は、昨年6月に5万トンの食糧支援を北朝鮮に申し入れたが拒絶されている。(カン・ジウォン)