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【写真:ズベル氏からのインタビューを受ける私。渋谷のアジアプレス事務所にて4月24日】

ズベル氏と再会
先日、友人のパキスタン人ジャーナリスト、モハマド・ズベル氏と数年ぶりに再会した。
13年前、私が普通の会社員だったとき、今の仕事を薦めてくれたのがズベル氏だった。

彼は、アフガン空爆以前から、タリバンの取材を続けていた数少ないジャーナリストのひとりだった。現在、パキスタンと日本を往復しながら取材活動をしている。現在「ウルドゥネット ラジオ ポッドキャストwww.urdunet.libsyn.com」という英文サイトも持っている。

ズベル氏を紹介してくれたのが、パキスタン人の友人たちだった。91年、私は日本に出稼ぎに来ていた大勢のパキスタンやイランの人たちと友だちになった。家に招かれ、故郷の手作り激辛カレーをごちそうになりながら、故郷の話、仕事の話で盛り上がったことを思い出す。
皆、東京在住だったが、休みには、よく関西に遊びにきてくれた。京都の太秦映画村や金閣寺がみんなのお気にいりだった。その後、入管へ付き添うことが多くなり、ほとんどの友だちは、故郷や別の国へと離れていった。今では連絡も途絶えてしまったが、あの時学んだことが、私のアフガニスタン取材やイラク武装勢力取材などで生かされているとつくづく思う。

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