nonaka_060608_01.jpg5月31日午後、5月26日に内示のあったNHKの報復的人事への抗議を行った。
元日本軍「慰安婦」などを扱ったETV番組への政治介入をめぐる裁判で、NHKの公式見解とは異なる証言をした永田浩三チーフ・プロデューサーとNHKを告発した長井暁デスクへの懲罰的人事への抗議である。

これについては前回の「野中の眼」でも書いた。
今回の人事については、「自民党と旧海老沢派が暗躍した」といわれ、NHKの職員たちの多くも、「不当である」と認識している。
長井さんは「NHKの戦犯収容所」と呼ばれる放送文化研究所、永田さんは新設の「ライツ・アーカイブスセンター」で著作物の管理部門。

衛星局部長から部下なしの閑職へ。NHKにわずかに残っていた「良心」も、いま息の根を止められようとしている。
この報復的人事については、ぼくも怒りがおさまらない。

ぼくと醍醐聡氏(東大教員・「NHK受信料支払い停止運動の会」)が呼びかけ人となり、NHKへの抗議文を作成し、賛同者を募ったうえで、NHK会長宛の抗議文をNHKへ手渡した。
賛同を呼びかけてから1日足らずで、375の個人・団体から賛同の署名が集まった。

NHKのあり方に対して多くの人たちが怒りを感じていることを実感している。
賛同してくださった人たちにお礼を言いたい。
NHKは相変わらず、木で鼻をくくったような対応だけれども、6月1日のNHK会長の定例記者会見でも、この抗議文のことがとりあげられ、朝日新聞などが記事にした。

これまでNHKや経営委員会、デジ懇、自民党議員などへ出した質問状、抗議文などは、彼らのその後の動きに確実に反映されている。
われわれは「微力ではあっても、無力ではない」のですね。
これからも、NHK改革に向けた働きかけを行っていきたい。
とりあえず、ご報告まで。
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