2月4日のビルマ(ミャンマー)国会の様子(ミャンマー国営MRTVから)

テインセイン「新大統領」選出を祝う
朝鮮中央通信が6日伝えたところによると、北朝鮮の国会に当たる最高人民会議常任委員会の金永南(キム・ヨンナム)委員長は、ビルマ(ミャンマー)で4日に開かれた国会で大統領に選出されたテインセイン氏に5日祝電を送った。
祝電では
「二国間の素晴らしい親善友好関係が、将来にわたってずっと強化発展して行くであろうことを確信すると表明し、テインセイン氏が大きな成果を上げることを願った」としている。
北朝鮮は2007年の国交回復以来、ビルマと軍事・経済面での関わりを深めている。昨年7月、米国務省は北朝鮮がビルマに核開発支援をしているの疑いがあると、議会への報告書に明記した。
国際的孤立から脱却できない北朝鮮にとって、軍事政権による人権侵害で悪評高いビルマは、数少ない友好国の一つ。
なお、中国も胡錦濤主席と習近平副主席が4日に「新大統領選出」に祝電を送っている。(石丸次郎)

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