2 大城(デソン)区域と大城市場[4]
2008年12月取材
取材:リ・ソンヒ/解説・整理:リ・ジンス/解説協力:リ・サンボン(脱北者)

rim05_photo_15

市場はすでに大勢のお客で賑わっており、売る人たちもせわしなさそうだ。床はコンクリートで舗装されている。ゴミも見えない。市場内部の整理整頓は商売人の役目で、清掃をおこたると市場での商売を止められる場合もあるとリ・サンボン氏は語る。

市場はすでに大勢のお客で賑わっており、売る人たちもせわしなさそうだ。床はコンクリートで舗装されている。ゴミも見えない。市場内部の整理整頓は商売人の役目で、清掃をおこたると市場での商売を止められる場合もあるとリ・サンボン氏は語る。

 

rim05_photo_17

通路の上部には、それぞれの売り場の案内板がかけられている。ここは食酢売り場。北朝鮮の酢は穀物や果物を醸造したものではなく、ビンチョ酸と呼ばれる化学合成物の原液を水で薄めたもので、味が悪いとリ・サンボン氏は言う。様々な濃度で売られているが、濃いものだと口がただれることもあるとのことだ。ビンチョ酸は咸鏡南道の興南(フンナム)肥料工場などで生産されるという。原液も売られていることが映像からうかがえる。

通路の上部には、それぞれの売り場の案内板がかけられている。ここは食酢売り場。北朝鮮の酢は穀物や果物を醸造したものではなく、ビンチョ酸と呼ばれる化学合成物の原液を水で薄めたもので、味が悪いとリ・サンボン氏は言う。様々な濃度で売られているが、濃いものだと口がただれることもあるとのことだ。ビンチョ酸は咸鏡南道の興南(フンナム)肥料工場などで生産されるという。原液も売られていることが映像からうかがえる。

自家製の豆腐。北朝鮮を脱出して日本や韓国に住む人たちの多くが、北朝鮮が誇れる数少ないものの一つが豆腐であると語る。北朝鮮のものの方が味が濃くおいしいという。当時1丁200ウォン(約5円)で売られていた。

自家製の豆腐。北朝鮮を脱出して日本や韓国に住む人たちの多くが、北朝鮮が誇れる数少ないものの一つが豆腐であると語る。北朝鮮のものの方が味が濃くおいしいという。当時1丁200ウォン(約5円)で売られていた。

次のページへ ...