3月17日、中国側から眺めた新鴨緑江大橋の建設現場。2012年 3月 南正学(ナム・ジョンハク)撮影

3月17日、中国側から眺めた新鴨緑江大橋の建設現場。2012年 3月 南正学(ナム・ジョンハク)撮影

 

◆黄金坪は停滞 新大橋工事は進展

金正日氏の死亡から100日余りが経った3月後半、朝中経済協力のモデルケースとして注目される新鴨緑江大橋の工事現場と黄金坪(ファングムピョン)開発地区を訪れた。新鴨緑江大橋の工事は進行していたが、鳴り物入りで始まった黄金坪開発は手付かずの状態だった。(ナム・ジョンハク)

○進む新鴨緑江大橋建設
現在の鴨緑江鉄橋(北朝鮮の新義州市と中国丹東市を結ぶ)は、日本の植民地時代に建設され老朽化が進んでおり、また朝中間の物流の増大に対応す必要もあって、約8km下流に新鴨緑江大橋の建設が計画され、2010年12月31日に着工式が行われた。

趙連生丹東市長は、2010年3月8日付け中国官営英字紙チャイナデイリーのインタビューで「(新鴨緑江大橋は)長さ6km、幅33mの橋で、総工事費用の17億人民元(約223億円)を全額中国側が負担する」
と明らかにしていた。

3月後半現地を訪れてみると、中国と北朝鮮の両側で、本工事のための「足場」といえる浮橋工事が行われていた。昨年年5月に本誌が取材した時より、浮橋は川の中央に向かってかなり伸びていた。特に北朝鮮側の浮橋工事は大きく進んだように見えた。
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