◇使われていた日本企業開発の技術。
さて、北朝鮮の携帯端末のビュアーの仕組みを簡単に紹介しよう。
ビュアーは「閲覧機」と呼ばれている。

写真4 撮影チェ・ギョンオク(アジアプレス)

写真4 撮影チェ・ギョンオク(アジアプレス)

 

「閲覧機」(ビュアー)を開いたところ。メニューは上から順に「メイン画面」、「新規接続」、「しおり」「履歴」、「保存されたページ」、「設定」、「バージョン情報」。

写真5 撮影チェ・ギョンオク(アジアプレス)

写真5 撮影チェ・ギョンオク(アジアプレス)

 

「閲覧機」の説明。「閲覧機はAnsi, Unicode Big, Endian, Utf-8の4つの符号化された本文を支援します。閲覧中に現在の時刻を表示する場合は<1>を、本文の色を変えたい場合は<2>を、背景を変える場合に は<3>を押してください」とある。

写真6 撮影チェ・ギョンオク(アジアプレス)

写真6 撮影チェ・ギョンオク(アジアプレス)

写真7 撮影チェ・ギョンオク(アジアプレス)

写真7 撮影チェ・ギョンオク(アジアプレス)

 

「閲覧機」のバージョン情報。NetFront Browserというプログラムであることが分かる。著作権を持つ開発元のACCESSという会社は、1984年創業の日本企業だ。(続く)
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