アジアプレスではゲストをお招きし、北朝鮮報道について考える公開セミナーを今月25日(水)、大阪にて開催します。以下、概要です。是非ご参加ください。30日(月)には東京でセミナーを予定していますが、内容は異なります。

 

石丸次郎

世界でもっとも閉鎖的で、接近が難しい国の一つである北朝鮮。この国はまた、植民地支配の清算が未だなされておらず、種々の懸案が山積みの、日本にとって「負債」を抱える隣人であり、人権が極度に抑圧された全体主義国家である。3人のジャーナリストは、そびえる高い壁に阻まれ、様々な圧力、脅しと妨害に遭いながら、いかにして北朝鮮の核心に近づこうとしてきたのか? スクープの裏に隠されてきた秘密や危険を振り返りつつ、北朝鮮報道の展望と課題を考える。

◆登壇者紹介

平井久志氏

平井久志(ひらい・ひさし)氏

ジャーナリスト、共同通信客員論説委員。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。

著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)、最新刊『金正恩の革命思想』(筑摩選書)など。

 

城内康伸氏

城内康伸(しろうち・やすのぶ)氏

ノンフィクションライター。1962年、京都市生まれ。日本経済新聞社を経て中日新聞社入社後、ソウル支局長、北京特派員などを歴任し、海外勤務は計14年、朝鮮半島情勢に関する取材歴は30年を超す。論説委員を最後に2023年末に退社し、フリーに。

著書は最新刊『奪還―日本人難民6万人を救った男―』をはじめ、『シルミド―「実尾島事件」の真実―』『猛牛(ファンソ)と呼ばれた男―「東声会」町井久之の戦後史―』『昭和二十五年 最後の戦死者』(第20回小学館ノンフィクション大賞優秀賞)『金正恩の機密ファイル』など。

 

◆開催概要

・6月25日(水) 18:30~20:30
・大阪市立住まい情報センター 5階研修室
 https://www.osaka-angenet.jp/access
(北区天神橋 6丁目4-20、地下鉄谷町線、堺筋線「天神橋筋6丁目」駅3番出口すぐ)
・先着70名 入場無料 会場カンパ1000円
・主催 アジアプレス お問い合わせは 06-6373-2444 / osaka★asiapress.org(★を@に変更して送信してください)まで

 

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