戦火のなかで柔道を続ける(2024年2月・ザポリージャ・撮影:玉本英子)

戦争は子どもたちの心に深刻な影響を与えている。戦火のなか、柔道を心のよりどころに避難先で練習を続ける子どもたちがいる。ウクライナ南東部ザポリージャで取材した。(現地取材は2024年2月・玉本英子・アジアプレス)

柔道が子どもたちの心の支えになっている。(2024年2月・ザポリージャ・撮影:玉本英子)

◆「柔道は人生の指針」

ザポリージャ市内にある柔道場。壁にはウクライナ国旗と並んで、柔道の父、嘉納治五郎の肖像画が掲げられている。ダイナモ道場は、欧州強豪選手を輩出してきた名門のひとつだ。真剣な顔つきで、乱取りをする練習生たち。その熱い熱気が伝わってくる。

ウクライナの柔道のすそ野は広い。ザポリージャのダイナモ道場のコーチと練習生たち。強豪選手を輩出した名門のひとつだ。(2024年2月・ザポリージャ・撮影:玉本英子)
柔道歴40年のヴィクトル・コマリョフ師範。「柔道は生きる指針、人生哲学です」と話す。(2024年2月・ザポリージャ・撮影:玉本英子)

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