◆極力触らず飛散・ばく露を防ぐことが重要
石綿対策の基本は、極力触らないこと。仮に触る必要がある場合、十分湿潤させるなど石綿の飛散・ばく露をできるだけ防ぐこと。その際は安全側に立って、たとえば子どもがいないときに実施するなど二次ばく露を防ぐことが重要だ。
対策内容については、安衛法の石綿障害予防規則(石綿則)などで取り扱いやばく露防止の規定が(一部だが)定められた労働者などと自宅など家庭での対策で法令要件が異なることに注意が必要だ(労働者などは所轄の石綿障害予防規則や関連マニュアルを参照し、必要なら所轄の労働基準監督署に確認されたい)。
さて具体的な対応内容だが、ここでは家庭向けの内容を豪石綿・シリカ安全根絶庁の発表を参考に挙げる。
〇石綿含有の砂製品の使用をただちに中止してください。
〇砂がまだ包装されている場合、丈夫なビニール袋に入れて、しっかりと二重にテープで留め、はっきりとラベルを貼って安全な場所に保管してください。
〇製品を使用した場所は、粉じんの発生を防ぐため、濡れた布で清掃してください。手袋とマスク(できれば使い捨て防じんマスク「DS2」、95%の捕集効率以上)を着用してください。砂、手袋、マスク、布は二重袋に入れて(二重にテープで留め)安全な場所に保管してください。
〇砂が使用された場所は、清掃が完了するまで、子どもやほかの人を近寄らせないでください。
〇袋詰めした廃棄物(砂製品、手袋、マスク、布など含む)は、製品の自主回収がある場合は、問い合わせ窓口に連絡して確認してください。また自主回収が始まっていない場合でも、製造者や販売者が引き取ってくれる場合もあり得るので、確認してください。いずれにも該当しない場合、お住まいの自治体の一般廃棄物処理の担当部局に連絡し、処分方法を確認してください(自治体によって対応が異なるため)。
〇さらに詳しい助言が必要な場合、石綿被害者の支援や被害予防に取り組むNPO(特定非営利活動法人)中皮腫・じん肺・アスベストセンター(電話03-5627-6007 担当:永倉 ※「アスベストセンター」で検索すると真っ先に出てきます。同サイト最下部に問い合わせフォームもあります)などにご相談ください。
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