◇事故多発、電力難でエレベーターも動かない
取材:ク・グァンホ 整理・解説:石丸次郎
※この項の写真は2011年8~9月に平壌市の大同江(テドンガン)区域で撮影された。

小さなコンクリートブロックが日干しされている。背後にセメントと混ぜる砂山。

小さなコンクリートブロックが日干しされている。背後にセメントと混ぜる砂山。

工事現場は「戦闘場」と呼ばれ、スローガン満載の大看板が立つ。「捧げよう労働階級の血が沸く心臓を!」「打ち建てよう強盛大国の首都を!」などとある。模範的作業員の名を記し表彰している。

工事現場は「戦闘場」と呼ばれ、スローガン満載の大看板が立つ。「捧げよう労働階級の血が沸く心臓を!」「打ち建てよう強盛大国の首都を!」などとある。模範的作業員の名を記し表彰している。

北朝鮮には独特のブロック工法というのがある。壁や床、天井に使う大きなコンクリートブロックを工場で作り、それを現場で組み立てる(前々回記事の写真を参照のこと)。小さいブロックは作業場でセメントを固めて日干しして作る。

人海戦術でブロックを組み立てていくこのやり方は、60年代から続く「伝統」のようになっている。この北朝鮮式建設工法は、確かに工事は早いが、様々問題があるといわれている。

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<金正恩氏のための平壌再開発> 記事一覧

 本記事は2012年3月「北朝鮮内部からの通信リムジンガン」6号に掲載した報告に加筆修正したものです。

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