土砂で覆われた村に座り込む少年。撮影:国連開発計画(UNDP)

8月末に北朝鮮北東部の咸鏡北道で発生した洪水の被災地を、9月中旬からいくつもの国際機関が視察に訪れている。

国際赤十字赤新月社は、北朝鮮当局から伝えられたとして、死亡・行方不明500人超、流出した家屋・建物約3万、14万人に支援が必要だと9月29日に発表。世界に緊急人道支援を呼びかけている。

板切れとビニールでなんとか横になれるスペースを確保。撮影:国際赤十字赤新月社

 

アジアプレスでは、被災地域に住む取材協力者と、連日電話連絡を取っている。茂山(ムサン)郡の協力者は先週、
「国連の視察団見た。住民たちは支援を待っている。平壌ばかりに金を使い、地方には堤防作るセメントもない。政府は人民の命に関心ないのだ」
と述べた。(石丸次郎)
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