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【撮影:リ・ジュン(2005年5月)/ASIAPRESS】

【撮影:リ・ジュン(2005年5月)/ASIAPRESS】

<ご挨拶>  (記:2006年2月4日)

北朝鮮を脱出し日本に戻って2年経ちましたパク・ヨン(朴淵)でございます。
日本語がまだとても下手で辞書を引き引きかいております。
下手で申し訳ございません。

さて、北朝鮮滞在40年近くの果てに、再び日本へ帰られた事だけでも驚くべきことで言葉にもなりません。
が、まさにタイムスリップのような日本の現実の中、私がウェブ・ジャナールに寄稿するのはとても無理だと思います。

でも、このままでは命掛けの脱北や中国での苦労すべてが台無しになってしまうので、何とかチャレンジさせて頂きますので、皆様、なにとぞよろしくお願いいたします。

北朝鮮とニッポンとは、それを行き来した自分の人生が語るように、近くて遠い関係かとも思いますし、逆に申しますと、離れようとしても決して引越しの出来ない、今でも極東の同じ "村"に共に住む、付き合いたくない隣り同士かもしれません。
今、この引越し不可能な隣同士の間には、山積した課題がありますが、まず互いを良く知ることが先決。それに微力ながら助けになるのではないかと思い、未熟ながらも私のページを開かせていただいた次第です。

書かせていただこうと思うのは、主に以下の項目で御座います。

1.毎日様々起こる北朝鮮の出来事を、北朝鮮に長く住んだ私の経験から語りたいと思います。
2.40年ぶりの日本。タイムスリップしてもどって来た私の、くらくらする日常と、学んだことを綴ります。
3.脱北者は韓国に8000人、日本に100人が来ています。私たち脱北者の悩みと思いを記します。
では、これから脱北者パク・ヨンの"北朝鮮とニッポンと"にご期待、ご協力お願いたします。
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【プロフィール】
名前  朴淵  パク・ヨン
1957年大阪出身
1960年代に北朝鮮へ帰国
1981年から北朝鮮で教員活動
2004年脱北
現在関西に定住
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