野々村竜太郎元県議の2012年度政治調査費収支報告書「西宮希望の女神」表紙

野々村竜太郎元県議の2012年度政治調査費収支報告書「西宮希望の女神」表紙

 

虚偽公文書作成の容疑で強制捜査を受けた野々村竜太郎元兵庫県議会議員。アイ・アジアは情報公開制度を利用して問題の政務調査費収支報告書の全てを 入手し、過去3年分で877枚に及ぶ支出について分析。議員になって2年目の2012年度の支出から、その使途が徐々に大胆になっていったことがわかっ た。(アイ・アジア/鈴木祐太)

●長距離の電車代は94件
不自然に多い日帰り出張が問題となった電車代だが、片道の運賃が2000円を超える長距離の電車代については94件(94日分の往復)あった。毎月計上されており、最も多かった5月と翌年2013年3月は12件(12日分の往復)だった。

野々村竜太郎元県議(元議員の公式ツイッタ―より)

野々村竜太郎元県議(元議員の公式ツイッタ―より)

●高額な切手の購入が始まる
その購入頻度が問題となっている切手について見てみると、一度に5000円を超える多額の切手の購入が始まったのは6月。この月に2度、多額の切手の購入 を行っている。その後は、翌年の1月まで毎月繰り返し多額の切手の購入を行っており、29560円や29700円など何れも3万円を超えない金額となって いた。

実は、当選初年度となる2011年度の政務調査費では、切手の多額購入はない。報告書から読み取れるのは、議員生活1年を経て徐々に使途が広がり、大胆になっていった野々村元議員の当時の状況だ。2011年度の政務調査費の全容は次回に報告する。

2012年度の政務調査費の全容についてはアイ・アジアにウエブサイトで確認できる。

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