キャンプ・シュワブのゲート前で辺野古埋立阻止をアピールする市民たち
キャンプ・シュワブのゲート前で辺野古埋立阻止をアピールする市民たち

 

◆新基地建設の真の狙い

新基地建設の真の狙いは何でしょうか。

それは日本の国費(税金)で新しい基地を造らせ、米海兵隊のキャンプ・シュワブやキャンプ・ハンセン、ブルービーチ訓練場、北部訓練場、伊江島補助 飛行場などとリンクさせて、沖縄本島北部を恒久的な海兵隊の一大軍事拠点とし、米軍の出撃基地としての沖縄の役割を増大させることです。

海兵隊は元来、米軍の侵攻作戦の切っ先を担います。

海兵隊は沖縄から、かつてはベトナムへ、最近ではアフガニスタンやイラクへと出撃をくりかえしてきました。

これまで沖縄の米軍基地は、第2次世界大戦における沖縄戦後に米軍が土地を占拠したり、米軍政下(民政に移行してからも実質的には軍政だった)に土地を強制収用されたりして造られてきたものです。

沖縄の人びとが自ら進んで受け入れたものではありません。まさに「銃剣とブルドーザー」による基地でした。

ところが、辺野古に造られようとしている新基地の場合は、沖縄県が埋め立て承認をして受け入れるかたちをとります。

だから、「そんな新基地を、耐用年数200年といわれる新基地を受け入れてしまったら、沖縄は永久に基地の島にされてしまう」と憂慮する声は、沖縄でよく聞かれるのです。

さらに、沖縄県民が懸念しているのは、新基地を自衛隊も使用することになるのではないかという点です。

実際、2010年5月に日米両政府が発表した普天間基地移設に関する共同声明には、こう明記されています。

「両政府は、2国間のより緊密な運用調整、相互運用性の改善及び地元とのより強固な関係に寄与するような、米軍と自衛隊との間の施設の共同使用を拡大する機会を検討する意図を有する」

この共同使用の件は、日本側の提案で盛り込まれたものです。

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