「行き着くところまで行かないとわからないのか」と嘆く瀧本さん

「行き着くところまで行かないとわからないのか」と嘆く瀧本さん

◆「気づいたときには遅い」

あらためて自民党の憲法草案を見てみた。

第1章に「天皇は日本国の元首であり・・・・・・」とあり、国民主権が否定されている。
第2章9条には「内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する」という項目がある。
第3章13条の国民の権利の尊重については、「公益及び公の秩序に反しない限り」という条件が付加されている。誰が判断するのだろうか。

そもそも憲法とは、国民が国家に縛られるのではなく、国民が国家権力を制限するためのものなのだが、これでは国家が個人を縛っている。

別れ際、瀧本さんはこうも語っていた。

「安倍政権は戦争をするための法案を次々に出していくでしょう。憲法で基本的人権が保障されているが、知る権利が、知ろうとするだけで罪になる。押さえつけられる」
「日本人の民族性でしょうかねえ。あまりにも関心がなさすぎる。すぐには変わらないが、10年かかると思っています。行くところまで行かないと気づかないでしょうか。その時には遅いのだが」

(おわり)