15年、2カ所のヘリパッドが建設されたが、その後はこう着状態に。ところが昨年7月、政府は全国から機動隊を動員し、残る4カ所の工事の再開を強行した、突貫工事で完成を急ぎ、昨年12月に返還式典を開催。「負担軽減」をアピールしたのだった。

一部ヘリパッドの運用が新たにはじまり、高江は、負担軽減どころか負担が倍増しているのが現実だ。

高江に住む東村議、伊佐真次さんは、
「基地に取り囲まれているように暮らしていて、誰もがいつか落ちるのではないかと心配しています。事故翌日、高江区では緊急の代議員会を開き、全会一致で、集落に近いヘリパッドの使用中止と撤去などを求める決議をしました。みな怒りの頂点に立っているということ」と怒りを込めて話す。(続きを読む 3 >>) 【栗原佳子/新聞うずみ火】

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