(参考写真) 平壌中心部に向かわせないため、兵士が小さな背嚢を持った男性を駅構内に入れるのを阻止している。2011年6月に平壌市大城区域にて撮影ク・グァンホ(アジアプレス)

◆人と車両の平壌に入りを遮断

9月9日の建国記念日に向けて、1日から全国で特別警備体制が敷かれていることが分かった。行事が集中する平壌入りが禁止され、中国との国境でも警戒が強まっている。(カン・ジウォン)

北朝鮮内部の複数の取材協力者が3日に伝て来たところによると、平壌に向かう通行証(旅行証)の発給が全面中断され、人と車両の平壌に入りが遮断された。鉄道、道路の検問所で検査を徹底しているという。

そのため、平壌に籍を置く人と車両以外は検問を通過できず、荷物の流通もほぼ止まっている。商売人たちは、平壌近郊の南浦(ナンポ)、平城(ピョンソン)などに物資を送り、平壌の車両に受け取りに来させているが、「特別警備期間中は下手に動かないようにしている」という。
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