(参考写真)検問所で警察官が監視の目を光らている。2011年1月平安南道にて撮影キム・ドンチョル(アジアプレス)

 

北朝鮮国内で最近、軍の武器庫や治安機関の施設、金正恩一族の偶像物に対する警備が、大幅に強化された模様だ。背景には、経済混乱による生活悪化で不満が増大し、治安の乱れが生じていることがあるという。(カン・ジウォン

6月中旬に北部地域に住む取材協力者が伝えてきたところによると、安全局(警察)、保衛局(秘密警察)の施設では、夜間の当直人員を増員したうえ、警察の機動部隊に携行する銃器に実弾を装填させて巡回パトロールに当たらせているという。

また武器庫の警備も強化された。人民軍と民兵組織の「労農赤衛隊」の武器庫では、警備で歩哨に立つ人員を倍増させたうえ、監視カメラの設置が進められているそうだ。

これらの情報を協力者に提供したのは警察関係者で、「経済情勢が厳しく、生活が苦しくなるにともない反党分子の策動が激しくなる可能性がある」と警備強化の理由を説明したという。

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