「誇りを持とう」と刺激的な衣装で訴えるゲイパレード。 6月3日 宮崎紀秀撮影。(写真はデジタル加工してあります)

 

クイーンズにある住宅街で正午近くから道路規制が始まった。次に現れのたは、ゲイパレードである。
LGBTという言葉がよく使われている。レズビアン、ゲイ、バイセクシャル(両性愛)、トランスジェンダー(性転換)の頭文字を取ったもので、性的指向上の"少数派"の人たちを示す。そして、LGBTの人たちの存在と活動の象徴が、虹色の旗である。
こうした問題ではずっと意識が進んでいると思われるアメリカでさえ、偏見、差別、それらを動機とする犯罪が今も絶えない。性的指向から、肩身の狭い思いをしたり、いじめられたり、身の危険を感じたりしている人たちが沢山いるのである。

虹の旗は、性的指向上の"少数派"の象徴。 6月3日 宮崎紀秀撮影。(写真はデジタル加工してあります)

 

だから、パレードに出る人も、それに歓声を送る人も、虹色の旗を振る。だからこそ、自らの性的指向を公言する人たちが、人目を引く衣装をまとって、「誇りを持とう」と訴え、その人たちに沢山の味方がいることを示すために、人々が沿道から声援を送るというのは、本当に、本当に、素晴らしいことなのである。
【ニューヨーク=宮崎紀秀】

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