◆建国64年を祝い、支持を改めて表明
朝鮮中央通信は6日、シリアのアサド大統領が、北朝鮮建国64周年を祝う祝電を送ってきたと報じた。
反体制派市民への過酷な攻撃と弾圧の手を緩めず、連日多くの死者発生し、内戦状態に陥っているシリアにとって、今や北朝鮮は数少ない友好国のひとつ。北朝鮮にとっても同様だ。

アサド大統領が金正恩氏に祝電を送ったのは、少なくとも過去2回確認されている。両国の体制の行方が混沌としている中で、アサド政権は金正恩体制への支持を改めて鮮明にした。

以下は記事の全文。
敬愛する金正恩同志にシリアのバッシャール・アサド大統領から5日、祝電が寄せられた。
祝電は、次のとおり。

わたしは、朝鮮民主主義人民共和国創建64周年に際して、シリア人民とわたし自身の名義で貴下と、そして友好的な貴国人民に最も心からなる祝賀を送りつつ、貴下の健康と、合わせて貴国人民がさらなる進歩と繁栄を成し遂げることを願う。
わたしはこの機会に、シリア・アラブ共和国と朝鮮民主主義人民共和国間の友好・協力関係を友好的な両国人民の福利に合致するよう強化していくということを確言する。
最も崇高な敬意を表する。
【石丸次郎】

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