4月13日に東京・渋谷で開かれた、ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)党首のアウンサンスーチー氏と在日ミャンマー人との対話集会では、スーチー氏の冒頭演説の後、質疑応答が行われました。その模様を再現、全文を連載します。
(取材・訳 赤津陽治)

アウンサンスーチーさんとの集会に臨んだ在日ミャンマー人たち(2013年4月13日 東京・渋谷)

アウンサンスーチーさんとの集会に臨んだ在日ミャンマー人たち(2013年4月13日 東京・渋谷)

ASSK(アウンサンスーチー氏、以下、ASSK):
さて、質問に答える予定だと思うのですが...。国外にいるミャンマーの同胞の人たちに会った際には、私はいつもこうした質疑応答をやっています。それは、ひとつは、国外にいるミャンマーの同胞の人たちの考えや問題を知りたいからです。もうひとつは、きちんと質問できるようになってもらいたいからです。

時に私は思うことがあります。質問といっても、質問することと質問できるということは異なります。質問することは、誰にでもできます。質問できるということは、理由をよく理解し、質問すべきことを質問するということです。何を聞く必要があるのか、何を知る必要があるのか。

時には、質問が質問ではなく、作文のようなものになっているときもあります。胸中を披瀝したいのだと理解はできます。しかし、皆のことも考えないといけません。たくさんの人の中で自分だけが胸中を披瀝していたら、他の人たちの機会がなくなります。次へ>>

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