アパート街の路上で冷麺を売る女性たち。メットゥギ商売である。(2007年8月平壌市楽浪区域にて リ・ジュン撮影)

アパート街の路上で冷麺を売る女性たち。メットゥギ商売である。(2007年8月平壌市楽浪区域にて リ・ジュン撮影)

 

07年「市場抑制」はいったい何を意味するのか 2 リュウ・ギョンウォン
二〇〇七年一〇月労働党中央委員会指示文の抜粋
二〇〇七年一〇月、朝鮮労働党中央委員会は指示文「市場に対する認識を正しく持ち、人民の利益を侵害する非社会主義的行為を阻止しよう」を配布した。重要な部分の要約を以下に記す(「※」印のあるカッコは引用者による注記)。
(以下、引用)

1 最近の市場実態調査の結果により明らかになった一般的問題点
1―1 市場は人民に生活上の便宜を与える場所ではなく、国家規律と社会秩序を乱す場所、または商売人らが商品価格を引き上げて暴利を貪る場所である。
1―2 市場は必ず克服しなければならない非社会主義の巣窟である。

2 具体的問題点
2―1 商売が市場外に拡大している。
2―2 職場に出勤すべき年齢の女性の大部分が商売をしている。
2―3 商売人が暴利を得て人民の利益を侵害し国家の法秩序に違反している。
2―4 商売人が南朝鮮商品を利用し、敵に対する幻想を流布させている。
(※ここには次のような金正日の批判が引用されている。)
「市場はわれわれ式社会主義制度を蝕み(※中略)あらゆる非社会主義現象を産む所に変質した」