参加者らは思想も領導も風貌も金正日将軍様そのままである金正恩同志を革命の最高首位に高く推戴し、主体偉業の継承完成と強盛復興の全盛期を広げるために、山岳のように立ち上った千万軍民を陣頭で指揮する金正恩同志の指導者の姿を熱い激情の中で目を注いだ。

また参加者らは、将軍様の唯一の後継者であり私たち人民の最高指導者である金正恩同志の領導に従い、将軍様の遺訓を最後まで貫徹し、総連と在日朝鮮人運動の新しい全盛期開拓の跳躍台を準備する堅い決意を固めた>

もう一本記事では、集会の討論者たちの発言を次のように紹介している。
<思想も領導も風貌も金正日将軍様そのままである金正恩同志を、主体偉業と共に在日朝鮮人運動の陣頭に高く奉る光栄と幸運を心から実感しながら、総連組職を、金正恩同志を団結の中心、指導の中心に高く奉った一致団結した海外海外同胞組職として行く。

参加者達は金正日将軍様の遺訓を奉じて金正恩同志の指導に従う道にこそ、祖国人民たちと総連、在日同胞たちの希望に溢れる未来と幸せがある、という確固たる信念を胸に抱く>

総連は、内部的には昨年七月に開催された中央委員会で金正恩氏の指導に従い忠誠していくことを決定していたが非公開としていた。今回のように金正恩氏への忠誠を機関紙で公表するのは初めてのことだ。

なお、この二本の記事は朝鮮新報の朝鮮語版にのみ掲載され、日本語版には概要すら載っていない。「正恩氏への忠誠宣言」を、総連の会員や日本社会にまだ知られせたくない、あるいは恥ずかしものと考える雰囲気が総連組織内にあるものと思われる。
(石丸次郎)

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