阪口さんは次のように指摘する。
「600万円は課長級の給与。本来は内規で定まっているはずの勤務内容がまず定まっていなかった。特別職であっても、秘書課の職員であるため市役所内部の資料にどんな仕事に関与したのか文書がなにかしら残るはずだが、2012年2月1日から10月末までの期間、一切それはなかった」
つまり、奥下氏が仕事をした痕跡が市役所内に公式な文書としてまったく残されていなかったというわけだ。

奥下特別秘書はどんな仕事をしているのか?橋下市長に直撃すべく、ラジオフォーラムは、3月11日大阪市役所を訪れ、まず次のような質問をぶつけた。
「2月13日に市民が、奥下特別秘書の問題について、住民監査請求をしました。その日の会見で、『条例を作って採用したので問題ない』とお答えでしたが、奥下さんは、昨年はタイムカードの記録もない、業務内容の記録もありませんでした。選挙期間中には維新の仕事を手伝っていたのではないかとの疑惑もあります。この件についてどう考えますか」
橋下市長は
「『特別秘書』は『特別職』ですから、勤務時間の概念がありません。24時間、365日、超過勤務手当もない」
と即答。

ラジオフォーラム記者の質問に答える橋下大阪市長  3月11日 撮影リ・シネ

ラジオフォーラム記者の質問に答える橋下大阪市長  3月11日 撮影リ・シネ

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