◆「基準内で管理」と取材後主張
この事業者は、中国のECサイト、アリババ経由で「20個とか100個」を輸入し、国内で販売している個人事業者で、1月の取材時に製品の石綿分析結果などを確認しているのか聞くと、「中国語なのでわかりかねます」と答えており、安全確認などしていなかったとみられる。
当時は定量分析までしていない状況だったため、石綿の含有率が基準内の可能性があることを説明すると、「基準を満たしているのにさらすのか!」と“逆ギレ”された。
取材後、この事業者はアマゾンの販売ページに石綿の記載を追加。石綿が「普通の砂利や砂にも微量含有」などと持論を展開し、〈従って、「含有ゼロ」と確約することは不可能です。そのため、不純物としての混入に関しては労働安全衛生法の規定に従って「含有率が0.1%以下のもの」を販売しております〉と主張した。
しかし実際には基準超で、記載は事実と異なるといわざるを得ない。
すでにこの製品は「現在在庫切れ」になっていたが、アマゾンには基準超の石綿含有だったことを報告した。
筆者の取材に対し、アリババからの購入のため製造工場もわからず、購入までに何社の商社がかかわっているかなども「まったくわからない」と認めており、製品の安全管理など皆無といってよいだろう。
懸念されるのは、この事業者が現在、24色セットの別のカラーサンドの販売を継続していることだ。
アマゾンの販売ページに「石綿分析をしております」と記載。「含有無し」とかろうじて読み取れる、画質の悪い分析結果の画像が掲載されているのだが、アリババ経由での輸入であれば、製造ロットごとの管理もできない以上、複数ロットの製品が混ざっている可能性すらある。仮にこの分析結果が正しいとしても、十分安全性が担保されているとは言い難いのではないか。
そうしたあたりも聞いてみたいのだが、公開されているカスタマーサポートの電話番号に何度か掛けても連絡がつかなかった。3月2日正午過ぎにアマゾン経由(質問などができるチャット)で分析結果や生産管理の方法、回収などの対応を尋ねたが、3月5日午前1時までに回答が得られていない。











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