沖縄・辺野古の新基地建設に向けた海底ボーリング調査にカヌーで抗議活動する市民たちと警備する海上保安庁のゴムボート(撮影:吉田敏浩)

沖縄・辺野古の新基地建設に向けた海底ボーリング調査にカヌーで抗議活動する市民たちと警備する海上保安庁のゴムボート(撮影:吉田敏浩)

 

◆サンゴ礁の海を埋め立て、最新鋭の巨大な基地を

日本を戦争のできる国に変えようと目論む安倍晋三政権が、沖縄のサンゴ礁の海を埋め立てて新しい米軍基地をつくろうとしています。

安倍政権は今年2014年8月18日から、沖縄県名護市の太平洋側、東海岸の辺野古で、米軍普天間飛行場の移設に向けた海底ボーリング調査をおこなっています。

そこは、米海兵隊基地キャンプ・シュワブのある辺野古沿岸から大浦湾にかけての海域で、貴重なアオサンゴやハマサンゴの群集に魚が群れ、豊かな海草藻場〔うみくさもば〕にはジュゴンやウミガメが寄ってきます。

岩礁では渡り鳥のアジサシが繁殖し、干潟にはミナミコメツキガニやトカゲハゼなどが湧いて出ます。

生物多様性に富んだ「宝の海」とも、人びとの暮らしに恵みをもたらす「命の海」とも呼ばれてきました。

そのような海を埋め立て、V字型の全長1800メートルの滑走路2本、垂直離着陸輸送機オスプレイと装甲車と兵員などを運ぶ4万トン級の強襲揚陸艦も接岸可能な岸壁、ヘリパッド、弾薬搭載施設などを持つ、最新鋭の巨大な基地を造ろうとするのが、日米両政府の計画なのです。