歴史的な総選挙まであと3日に迫ったミャンマーでは、選挙運動が終盤を迎えつつある。躍進が期待される国民民主連盟(NLD)には、著名な歌手たちが同行し、歌を通じて、NLDへの投票を呼びかけている。(11月5日ヤンゴン・赤津陽治撮影)

 

歴史的な総選挙まであと3日に迫ったミャンマーでは、選挙運動が終盤を迎えつつある。最大都市ヤンゴンでは、各党の選挙カーが自前のキャンペーンソングを流しながら、市内を走りまわっている。躍進が期待される国民民主連盟(NLD)には、著名な歌手たちが同行し、歌を通じて、NLDへの投票を呼びかけている。

選挙関連法では、7日午前0時(6日深夜)までの選挙運動が認められているが、それまでに各所に貼り出したポスターなどを撤去しなければならない。全国1130選挙区に候補者を擁立しているNLDは、自主的に選挙運動を1日早く終了させた。

国民民主連盟(NLD)党首アウンサンスーチー氏は5日午前、ヤンゴン市内の自宅敷地内で記者会見を開いた。会見のなかで、スーチー氏は、「今回の選挙はミャンマーの未来を決する重要な選挙であり、国民の意思を反映した選挙でなければならない」と強調した。(11月5日ヤンゴン・赤津陽治撮影)

 

NLD党首アウンサンスーチー氏は5日午前、ヤンゴン市内の自宅敷地内で記者会見を開き、国内外の記者約400人が集まった。
会見のなかで、スーチー氏は、「今回の選挙はミャンマーの未来を決する重要な選挙であり、国民の意思を反映した選挙でなければならない」と強調した。また、選挙に勝利し、NLDを主体とする政府の樹立が実現した際には、「人物であろうが、組織であろうが、法律であろうが、良きものは残し、改善すべきものは改善していく」と語った。
8日の総選挙は、2011年の民政移管後初の総選挙で、前回2010年の総選挙には参加しなかったNLDやシャン諸民族民主連盟(SNLD)を含む91の政党が参加する。政党・無所属の候補者は6072名で、ミャンマー選挙史上最多。【赤津陽治】
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