食料品を売る一角。
売り手の女性たちは揃いのユニフォームを着、衛生帽を被っている。胸には、写真つきの身分証。客にしきりに試食を勧める。
見た目は中国の地方の公設市場とよく似ている。


こちらは衣料品売り場。
この店は商品陳列にマネキンを使っている。また、値札をハート型にするなど、'客寄せ'の工夫をしている。
これらの工夫は、政府や労働党が教えたものでも、金正日将軍が指導したものでもない。

市場の中で生きていこうとする庶民が、自分でアイディアを考え出したものである。また、市場経済化で発展が進む中国のモノと情報が流入して、より豊かになりたいという北朝鮮の人々の意識を刺激した結果だといえる。
衣料品の大部分は中国製で、一部に中国製の生地を北朝鮮で加工したものもあるという。
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