労働党の管理統制から外れた労働形態
教員たちも外で稼ぐ。
規定の給料は日本円に換算すると100円前後にしかならず、とても食べていけないので、生徒にあれこれもって来いとたかったり、放課後、家庭教師や私塾を開いて稼いだりしている。

韓国の「教育ママ」は熱心で有名だが、北朝鮮も負けていない。数学などの教科だけでなく、将来役に立つと見込んで、都市部では、子供に中国語、英語、コンピューターなどを学ばせることが珍しくなくなっている。

教える側も、企業所などの空き部屋を借りて、教室を開くなど規模を大きくする。
これも既存の教育制度、労働制度から外れているので、取締りの対象なのだが、教育に対する需要を国家が満たせていないために発生した現象で、止めようがなくなっているようだ。

これら私的雇用の現場には、当然労働党組織がない。
北朝鮮の多くの勤労者が、党の指導も管理統制も効かないところで働き労賃を得ている現実が発生しているわけだ。(続く)

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