◆燃料急騰で「運転ブーム」の先行き不透明
最近の深刻な燃油価格の急騰で、「運転ブーム」の先行きは不透明になっている。
アジアプレスでは、国内の物価動向を継続調査し公開している。この1年はインフレ傾向が著しく、ついに4月10日にはガソリンが7万4500ウォン(188円)、軽油は7万500ウォン(178円)と、史上最高値を記録した(いずれも1リットルあたり)。昨年4月11日の調査では、ガソリン2万3000ウォン(141円)、軽油1万9000ウォン(116円)だったので、実にガソリンは3.2倍、軽油は3.7倍に跳ね上がった。米国とイスラエルによるイラン攻撃による混乱の影響の可能性がある。
※レートはいずれも調査当時。
協力者は「最近は燃料費が高騰しているため、駐車したままの車も増えている」と話す。それだけではなく、車両を所有していることによって様々な煩わしい「費用」が発生するのだという。
「性能検査などの名目でお金(賄賂)を払わなければならないし、検問所や警察の交通課から燃料費(や燃料)を(分けてくれと)せびられることもよくあるそうだ」
個人の車両所有を許可された理由のひとつには、深刻な外貨不足に直面している北朝鮮政権が、トンチュら富裕層が保有する外貨を吐き出させることにあったみている。車両所有が認められてから、約1年が経過した。車両は生産手段にもなり得るわけで、個人所有が、どのような社会変化をもたらすか、今後も注視が必要だ。
※アジアプレスでは中国の携帯電話を北朝鮮に搬入して連絡を取り合っている。

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