自動小銃で警戒にあたる警察官。2014年7月9日 北京駅。 撮影 宮崎紀秀

自動小銃で警戒にあたる警察官。2014年7月9日 北京駅。 撮影 宮崎紀秀

 

自動小銃を目撃することが増えた。

大げさではない。北京の警察官らが重装備をするようになったのだ。
北京駅でもそうだ。どこの国でも雑多な人が行き交う駅は、一般的に治安が悪いとされる。でも、それは置き引きやスリが多いという話であって、自動小銃で警戒しなければならない事情とはわけがちがう。

厳戒体制は日常的な光景になりつつある。 2014年7月9日 北京駅。 撮影 宮崎紀秀

厳戒体制は日常的な光景になりつつある。 2014年7月9日 北京駅。 撮影 宮崎紀秀

 

その事情とは、ウイグル族が関与したとされる爆発事件など、中国政府が称するところの「暴力テロ事件」が頻発しているためである。中央政府のお膝 元、北京の天安門広場でも車が突っ込み炎上する事件まで起きてしまった。北京では今年5月から人が多く集まる繁華街など14か所が重点警戒ポイントとな り、今に至っている。北京駅もその1つだ。

まるで戦場かと見まがう厳戒ぶりだ。いや、実はこれは"民族の抑圧"に命がけで抵抗するウイグル族と、"敵対勢力"を徹底的に叩き潰そうとする中国政府との間で進行している、本当に戦争の一端とも言える。

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