8月14日、5日間の停戦に入ったパレスチナ・ガザ地区。1900人を超えたイスラエル軍の攻撃による死者は、今後も増えることになるのか。女性や子どもを含む一般住民に多数の犠牲者が出ているガザ現地から、古居みずえの現地報告。(アジアプレス編集部)

銀行の前に列をつくり並ぶ市民(ガザ地区にて 2014年8月13日 撮影 古居みずえ)

銀行の前に列をつくり並ぶ市民(ガザ地区にて 2014年8月13日 撮影 古居みずえ)

 

◆ガザ地区を歩く 8月13日
14日の午前0時で、イスラエルとハマスの停戦期限が切れる。

13日は停戦が切れる前に、やれることをしようと人々の動きが活発だった。イスラエル軍の攻撃が始まると、銀行やお店も閉まる。銀行にはお金を下ろそうとする人でいっぱいだった。

中にはもみあいになる場面もあった。市場は物を買おうとする人たちでにぎわい、国連の配給を待つ人々の行列や、NGOなどの支援物資などを待つ人たちで溢れていた。

明日からはまた爆撃が始まり、通りに人の姿も車も見えない日が続くのか。
【古居みずえ】

【ガザ攻撃】
6月末、パレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸で行方不明になっていたイスラエル人の少年3人の遺体が発見され、イスラエル政府はイスラム原理主義組織ハマスの犯行だとして非難。今月初めにはこれに対する報復と見られるパレスチナ人少年殺害事件がエルサレムで発生。少年は焼き殺されたと報じられたことから、自治区ガザで抗議が広がり、ハマスがロケット砲撃をおこなった。イスラエルはただちに報復を決め、本格的な空爆作戦を開始。爆撃は広範囲にわたりハマス幹部宅やロケット弾発射地点のみならず、民間の家や国連の学校の避難所、病院、モスクあらゆるところがターゲットとなっている。そのために4週間で1900人以上のパレスチナの犠牲者が出ている。そのほとんどが女性や子どもを含む民間人だ。またハマス側もロケット弾などで応酬を続け、イスラエルの犠牲者は64人、そのうち61人は兵士だ。ガザ攻撃は過去にも何度も 起きており、2008-2009年にはパレスチナの死者はおよそ1400人、イスラエルの死者は13人である。

 

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